トリバゴはホテル料金を比較できる便利なサイトですが、「危ないのでは?」と不安に思う人も少なくありません。
問い合わせ先が分かりにくい、追加料金がわかりにくい、最安値が必ずしも表示されないなど、注意点があるのも事実です。
この記事では、トリバゴが危ないと言われる理由をわかりやすく解説し、実際のメリット・デメリット、他社サイトとの違い、安全に利用するためのコツまで詳しく紹介します。
この記事を読めばトリバゴを安心して使う方法が理解でき、失敗やトラブルを防ぐことができます。
安くて便利な旅行を楽しむために、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
トリバゴが危ないと言われる理由
トリバゴが危ないと言われる理由について解説します。
トリバゴは便利なホテル比較サイトですが、利用者の中には「危ない」と感じる人もいます。その理由を具体的に見ていきましょう。
①問い合わせ先がわかりにくい
トリバゴはホテルや宿泊予約サイトを比較するサービスであり、自社で予約や運営をしているわけではありません。そのため、予約後にトラブルが起きたときに「誰に問い合わせればいいのか分からない」という問題が発生しやすいです。
利用者からは「トリバゴに問い合わせても、最終的には予約した外部サイトに回された」という声も多く、責任の所在があいまいになりがちです。この点が「危ない」と感じられる要因のひとつになっています。
②追加料金が予約時に見えにくい
検索結果に表示される料金は一見安く見えますが、実際には税金やサービス料、リゾートフィーなどが加算されるケースがあります。予約を進めていくうちに金額が増えていくため、「最初に見た価格と違う」という不満が出やすいです。
特に海外ホテルではこの傾向が強く、現地で追加料金を請求されたという体験談もあります。事前に総額を確認しなければ、思わぬ出費につながる危険があります。
③最安値が必ずしも表示されない
トリバゴは「最安値を見つけられる」と宣伝していますが、必ずしも最安値が表示されるわけではありません。提携しているサイトの範囲内での比較になるため、他のサイトで探した方が安いこともあります。
また、検索条件や表示方法によっては料金が分かりにくく、利用者が勘違いしやすい点も問題視されています。比較サイトの特性上、限界があることを理解しておく必要があります。
④サポート体制が不十分
トリバゴはあくまで比較サイトのため、予約やトラブルの直接対応はしていません。問題が起きても「予約したサイトに問い合わせてください」と案内されるだけで、解決に時間がかかる場合があります。
利用者からは「責任の所在が不明確で不安」「サポートが頼りにならない」といった口コミが目立ちます。安心感を重視する人にとっては大きなデメリットです。
⑤広告表示で誤操作しやすい
トリバゴの検索画面には広告枠が混在しており、通常の検索結果と見分けがつきにくい場合があります。そのため、利用者が誤って広告をクリックし、意図しない予約サイトに誘導されるリスクがあります。
広告表示自体は合法ですが、誤操作につながりやすい仕様が「危ない」と言われる理由のひとつです。注意して利用する必要があります。
トリバゴのメリット4つ
トリバゴのメリット4つを紹介します。
「危ない」と言われる一方で、トリバゴを使うことで得られるメリットも多く存在します。具体的に確認していきましょう。
①複数サイトを一括比較できる
トリバゴの最大の魅力は、複数の予約サイトを横断的に比較できる点です。楽天トラベルやじゃらん、Booking.com、Expediaなど、世界中の予約サイトのプランを一度に調べられます。
これにより、手間をかけずに多くの選択肢を見比べられるので、利用者にとって効率的です。個別にサイトを回って検索する必要がないのは、大きな時短になります。
②料金の安さを実感しやすい
トリバゴは「ホテル料金比較サイト」として設計されているため、同じ宿泊施設でもサイトごとに料金が異なることをすぐに把握できます。料金の差が一覧で見えることで、より安いプランを見つけやすいのが特徴です。
「どこで予約すれば安いのか」が一目で分かる仕組みは、コスト重視の旅行者にとって大きなメリットです。
③検索条件のカスタマイズが豊富
検索条件を細かく設定できる点もメリットです。価格帯、エリア、星の数、設備(Wi-Fi、駐車場、朝食付きなど)を指定して絞り込みができるので、希望に合った宿泊先を見つけやすくなります。
家族旅行やビジネス出張など、シーンに合わせて条件を調整できるのは利便性の高さにつながります。
④テレビCMなどで知名度が高い
トリバゴはテレビCMやネット広告で広く認知されているため、利用したことがない人でも名前を知っているケースが多いです。知名度の高さは安心材料となり、初めて使う人にとって心理的なハードルを下げてくれます。
ブランド力があることで「怪しいサービスではない」と理解できる点は、他のマイナー比較サイトとの差別化につながっています。
トリバゴのデメリット4つ
トリバゴのデメリット4つを紹介します。
メリットがある一方で、トリバゴを利用する際には注意しておきたいデメリットも存在します。具体的に見ていきましょう。
①サポート対応に不安がある
トリバゴは比較サイトであり、予約や決済は外部の宿泊予約サイトで行われます。そのため、問題が発生した際にトリバゴが直接対応してくれるわけではなく、利用者が各予約サイトに問い合わせる必要があります。
利用者の口コミでは「問い合わせ先が分かりにくい」「責任の所在が不明確」という不安の声が目立ちます。安心感を重視する人にとっては弱点といえます。
②トラブル時に自己解決が必要
予約が正しく反映されていなかったり、現地で追加請求を受けたりといったトラブルが起きた場合、利用者が自力で対応しなければならないケースが多いです。トリバゴは仲介役にすぎないため、直接介入してくれません。
このため、海外旅行での利用時など、言語や文化の違いがある場面では特に注意が必要です。
③追加費用がかかる場合がある
検索画面に表示される料金は魅力的に見えても、実際には税金やサービス料が含まれていない場合があります。予約を進めると想定より高額になることがあり、利用者が不満を抱く原因となっています。
「最初に見た価格と違う」と感じる利用者が多いのは、この仕組みによるものです。
④検索結果がわかりにくい
トリバゴの検索結果には広告枠が混ざっており、通常のプランと広告プランの区別がつきにくい場合があります。その結果、利用者が誤ってクリックしてしまい、希望していないサイトに誘導されるリスクがあります。
また、検索条件の設定によっては期待通りの結果が出にくく、混乱するケースもあります。直感的に使いやすい設計とは言い難い部分があるのがデメリットです。
他社サイトとの違いを比較
他社サイトとの違いを比較して解説します。
トリバゴを使うべきかどうかを判断するためには、他の大手予約サイトと比較することが重要です。それぞれの特徴を確認してみましょう。
①楽天トラベルとの違い
楽天トラベルは日本国内の宿泊予約に強く、楽天ポイントが貯まる・使える点が大きな魅力です。予約から決済、サポートまで楽天グループが一元的に管理しているため、安心感があります。
一方で、トリバゴは複数の予約サイトを比較できる仕組みを持っており、より広範囲のプランを一度に探せる点が異なります。国内旅行に特化して安心感を求めるなら楽天トラベル、料金比較で安さを追求するならトリバゴという使い分けが適しています。
②じゃらんとの違い
じゃらんは国内観光に特化しており、宿泊だけでなく観光スポットや体験プランもまとめて予約できる点が強みです。温泉宿や観光地周辺の宿に強いのも特徴です。
トリバゴは宿泊施設の比較に特化しているため、観光情報や旅行体験の予約はできません。旅行全体をプランニングしたい人にはじゃらんが向いており、宿泊料金を徹底的に比較したい人にはトリバゴが向いています。
③Booking.comとの違い
Booking.comは宿泊施設の掲載数が世界最大級であり、現地払いが可能なプランやキャンセル無料プランが豊富です。予約や支払いも直接Booking.comで完結します。
一方で、トリバゴは予約そのものは外部サイトで行う仕組みです。直接の予約管理やサポートがないため、利便性や安心感ではBooking.comが優位です。比較の幅広さを求めるならトリバゴ、実際の予約完結を重視するならBooking.comが適しています。
④Agodaとの違い
Agodaはアジア圏のホテルに強く、割引や会員限定料金が豊富に揃っています。独自の仕入れルートを持っているため、他社より安い価格で宿泊できるケースも少なくありません。
トリバゴはAgodaを含む複数サイトの料金を比較できるため、最安値を探す際には有効です。ただし、最終的に予約するのはAgodaなど提携先サイトになるため、サポート面での違いがあります。
コスト重視でアジア圏を中心に旅行するならAgoda、幅広く比較して納得した上で予約したいならトリバゴといった選び方ができます。
トリバゴを安全に使うためのコツ
トリバゴを安全に使うためのコツを紹介します。
トリバゴを利用する際には、ちょっとした工夫でトラブルを回避することができます。安全に使うためのコツを押さえておきましょう。
①最終料金を必ず確認する
検索画面に表示される料金は一見安く見えますが、実際には税金やサービス料が含まれていないことがあります。予約を確定する前に、必ず最終料金を確認することが大切です。
特に海外のホテルでは、現地でリゾートフィーや追加税が課されることもあります。合計額を把握してから予約することで、「思ったより高かった」という失敗を防げます。
②口コミを複数チェックする
表示された宿泊施設が本当に安心できるかどうかを判断するには、複数の口コミサイトを確認するのがおすすめです。トリバゴ上の情報だけではなく、GoogleレビューやTripadvisorなども参考にすると信頼性が高まります。
特に最新の口コミを確認することで、施設の実際の状態やサービスの質を把握できます。写真だけで判断せず、利用者の声を参考にすることが安全につながります。
③高額予約は避ける
トリバゴは格安プランを探すのに便利ですが、数十万円規模の高額予約には向いていません。トラブルが発生した際にサポート体制が弱いため、大きな損失につながる可能性があります。
高額な旅行を計画する場合は、公式サイトや大手国内予約サイトを利用する方が安心です。トリバゴは短期旅行や低予算旅行での活用に向いています。
④公式サイトと併用する
トリバゴで見つけた宿泊施設が気になる場合は、公式サイトの料金も確認してみると良いです。公式サイト限定の割引や特典があることもあり、結果的にそちらの方がお得になるケースがあります。
比較の出発点としてトリバゴを使い、最終的に公式サイトで予約するという使い方も有効です。両方を併用することで、安さと安心感をバランスよく得られます。
➡海外ホテル予約サイトは危ない?安全性を徹底比較|Agoda・Trip.com・Booking.com・トリバゴ・Expedia
まとめ|トリバゴが危ないと言われる理由を理解して安全に利用する
| トリバゴ 危ない理由まとめ |
|---|
| 問い合わせ先がわかりにくい |
| 追加料金が予約時に見えにくい |
| 最安値が必ずしも表示されない |
| サポート体制が不十分 |
| 広告表示で誤操作しやすい |
トリバゴはホテル料金を簡単に比較できる便利なサービスですが、問い合わせ窓口の不明確さや追加料金の不透明さなどから「危ない」と感じられることがあります。検索結果が必ずしも最安値ではない点や、サポートが弱い点もデメリットです。
一方で、複数サイトを一括比較できる利便性や料金差がわかりやすいというメリットもあります。利用の仕方次第で大きく評価が変わるサービスといえるでしょう。
安全に利用するためには、最終料金の確認、口コミのチェック、公式サイトとの比較が欠かせません。安さに惹かれて即決せず、冷静に判断することが安心につながります。
関連リンク:
観光庁 公式サイト
観光研究(J-STAGE)
